高齢出産のダウン症の発症率を葉酸摂取で軽減

現代の女性は、目覚ましい社会進出と共に晩婚化が進み高齢出産が非常に多くなり、ダウン症や神経管閉鎖障害などの先天性奇形症の発症率が増加しています。その為、厚生労働省では妊娠可能な女性に対して妊娠4週間前?少なくとも12週目までは美的ヌーボなどのサプリメントによる400μgの葉酸摂取を推奨していますが、過剰症などの摂取異常を回避する為に1日あたり1,000μgまでと制限しています。DNAを含む核酸の合成に深く関わりを持つ葉酸の服用は、アメリカやイギリスなどの諸外国では10年以上前から国家体制で推奨されており、現在では多くの国々で食品への添加義務が課されています。その結果、20年前には日本の数倍だったアメリカやイギリスの先天性奇形症の発症率が数分の1になっている事から、先天性奇形症の予防に有効とされていますが、日本の女性達の認識不足により現在も先天性奇形症の発症率は増加傾向にあります。又、ダウン症は、加齢による卵子や精子の劣化や機能低下が発症に密接に関与しているとされ、高齢になるほど卵子と精子の劣化が進む為先天性奇形症児の出産確率は高く、20歳の出産確率の数十倍と高くなっています。この先天性奇形症は、一般的に10,000人に6人前後の発症率ですが、45歳の場合には10人に3人前後と非常に高い発症率となっています。その為、高齢の妊婦ほど葉酸の服用が必要とされ、服用により約70%の先天性奇形症を予防出来ると期待されています。